いつも「英国歴史の館」を読んでいただき、誠にありがとうございます。

読んで下さる方々がいらっしゃることが、いつも大きな支えになっています。

2020年は新たに30箇所程の訪問を昨年から計画し、宿泊、移動ルートなど練りに練った春から秋にかけてのプランが出来上がっていたのですが、もちろん延期になりました。

ナショナル・トラスト、イングリッシュ・ヘリテッジ、ヒストリック・ロイヤルパレスズ、そして独立経営のヒストリックハウスとイギリスのハウスの多くが、維持運営にあたり大変な局面となっていることは想像に難くありません。歴史の館は、春夏にビジターにきてもらい収入を得て冬場に改修・維持工事をするところが多いのですが、今年は春夏中、ハウスは実質クローズのところが多く、ガーデンも入場者を大幅に制限しての開場のようでした。来年は春には事態が好転し、ハウスの運営も通常どうりできるようになってほしい願うばかりです。

新たな訪問はできませんでしたが、今年後半はこれまで訪問したハウスに関連する人物をより掘り下げて書きました。ハードウィック、ボルズオーバー、そしていま進めているケニルワースなどは関連する人物を私なりに解釈し、時代背景の中におきながらも、少し彼らに近づけた気がしています。そして、今年は構想を温めていた「英国歴史の館」のブランド紋章(このページ上部に表示)を紋章デザインを専門とするデザイナーの方の協力を得て創ることができました。このブランド紋章を見て皆様が、「英国歴史の館」を思い出してくだされば、嬉しいです。ブランド紋章に込めた意味は、本サイト「about」でご覧いただけます。

2021年がどうなるかはわかりませんが、できれば、もちろん、未訪問のハウスの数々を訪問したいです。

しかし、それが難しくても、これまで訪問したハウス、そしてハウスに関連する人物について、引き続き私なりの考察から書いていきます。訪問をはじめた当初は、サイトをつくることを全く考えていなかったため、訪問していても写真が殆ど無いハウスもあり、今後は写真については、これまでとは違った展開になるハウスもでてくると思います。

「英国歴史の館」の奥深い世界、感動、驚き、そして共感を少しでも皆様にお届けできれば、これ以上の喜びはありません。

来る年の皆様のご健康と、ご多幸を心よりお祈りいたします。

2020年12月25日 工藤ダリア