ヒストリックハウス名:バッズデン

所在地域:イギリス、バッキンガムシャー

訪問:2017年7月5日

前回は、バッズデンを建てたフェルディナンド・ロスチャイルドについて書きました。今回はバッズデンの写真をご紹介。訪問した日は、雲ひとつない晴天で、とても暑く、汗をかきながらの撮影だったことを思い出します。

イギリスには数少ない、フランスシャトー形式
フランスシャトーの特徴は、ドーム屋根の小塔など
そして、帽子のような形の屋根、この形はイギリスでは見たことがありません
ギリシャ式円柱は、フランス式建築でも取り入れられている
エントランスには、ギリシャ円柱が多用されている。小塔の中は、螺旋階段、おそらくここで皇太子エドワード(ヴィクトリア女王長男)は転げ落ちた
車椅子用のフロアエレベーター、上がり、前にスライドするので、スムーズに中へ入れます
室内は、全てカーテンが引かれ、紫外線から内装、家具を守っている。家具も全てフランス様式。
膨大な数のチャイナコレクションのほんの一部、ディナーパーティーで活用されていたのでしょう
銀食器のコレクション、燭台のキャンドルに火が灯るとき、銀の輝きはどんなものだったでしょうか
ガーデンのaviary(鳥小屋)の前にあったトピアリー(刈り込みされた低木)
ローズガーデン、ちょっと暑すぎるようでした
ラフィット・ロートシルトは、ロスチャイルド家のシャトー、地下には広いセラーがあり、膨大な数のワインが保管されています
セラーには、酒の神、バッカスの像
アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンのために作られたけれど、出荷されることなく終わった18世紀のボトル
試飲をするテーブル、セラーはひんやりと涼しく、物音ひとつしない静寂の空間でした