ヒストリックハウス名:ウィティック・マナー
所在地域:ウェスト・ミッドランド
訪問:2023年6月21日

2019年以来、3年ぶりのイギリス訪問。最初に訪れたのは、ウォルバーハンプトン(Walverhampton)近郊のウィティック・マナーです。ウィティック・マナーは、1887年から、施主セオドア・マンダー(Theodore Mander, 1853-1900)によって建てられてました。。セオドアと妻のフローラ(Flora Elvira St. Chair Paint, 1857-1905, m.1879) が目指したのは、「中世領主の館」の完全な再現でした。
館の中は、まるで「ロマンティシズム」博物館。ラファエロ前派を代表する、バーンジョーズら(Edward Burne-Jones)や、モリス(William Morris)、ラスキン (John Ruskin)の作品、ケンプ(Charles Kempe)のスタンドグラスが、あちらこちらに。今回は、写真がメインです。








ラファエロ前派の作品が、ふんだんにある邸宅は、博物館のようでした。そして、住んでいた人がこだわり、工夫して心地良い空間に仕上げたことが、じわじわと、伝わってくる邸宅でもありました。
